2011年4月13日水曜日

ハンス・コパー



以前から気になってた静岡駅前の葵タワー。
その中に静岡市美術館って言うのが出来たので行ってみた。
行ったのは「ハンス・コパー展」

現代陶芸作家らしい。
「らしい」と言うのは私この人をそもそも知らない。

展覧会の入口に簡単な生い立ちが書いてあった。
ユダヤの血をひいていて
ナチスに追われその時肉親とも離れ離れになり
かなり苦労をしているらしい。
亡命さながらイギリスに逃げた時に
その時すでに有名だったルーシー・リー(彼女もまたユダヤ人)
と、出会い陶芸作家の道を歩み始めたのである。

作品は個人的にはあまりぐっと来るものがなかった。
陶芸の良さというものがまだよくわかっていないせいもあるかもしれない。
どちらかというとルーシーリーの作品のが好きかもしれない。
ハンスコパーと共同制作してたり、かなりお互い似たような
作品はあるのだが、インパクトからいうとルーシーリーのがあったような気がする。
ちなみにルーシーリーの作品はないけど、図録があったので
パラパラとめくってみたのである。
その時の直感でいいと思ったのであった。
ハンスコパーの作り上げる世界は単純明快なフォルムなのだが、
ディテールにはこだわりがあるようだ。
また色彩もこだわってるようで自然のおりなすような色合いが
特長のようである。

と、素人目から観た今回の作品見学、参考になるかどうか…

0 件のコメント:

コメントを投稿