2012年9月14日金曜日

意外と奥が深い 「最強の2人」








観て来ました。今話題となってる?「最強の2人」

CMではアース・ウィンド&ファイアーの曲で盛り上がり、
私の年齢に近い人は限りなくノリノリになる。
曲だけ聴いてると非常にコミカルでノリの良い映画と思われる。
が。

そこはさすがフランス。
コミカルな中にも超ブラックユーモアたっぷりだった。
いや、ユーモアと言っていいのか・・

と言うのも取り上げてる題材はコミカルの中に重みがずっしりとのしかかる。
表面上は介護がテーマであろうかと思われた。
でも観てるうちに介護とは違うものも私には見えて来た。


差別。


介護しながらこの局面がちらほらと映画の中には見えた。


貧困、人種。


お互いに正反対の生活をしてきたこの二人がどうやって
友情、絆を深めてくのか。

それは介護を通して見えてくる。


介護する側、される側、お互いが人間。

肌の色が違えど、育ってきた環境がちがえど、お互いの意思の疎通が出来さえすれば
そんなものは関係ない。


信頼関係。

お金では買えない目に見えない物が二人の絆を深めて行く。


これが一番なのだと言う事をこの映画は教えてくれた気がする。

人間は寂しい生き物。
孤独な生き物。


でも仲間がいれば深い絆で結ばれていれば
これほど最強になる事はない。


そんな映画だった。


フランス映画なので淡々とした何の飾りもない映画だが
その分非常に内容がよく頭に入る映画だ。


久しぶりにいい映画を見た気がした。










2012年2月16日木曜日

追悼 Whitney Elizabeth Houston



その日は突然やって来た。
2012年2月11日ホイットニーヒューストン逝去。享年48歳。

早い死。


人は早かれ遅かれ死が訪れる。

けどこう才能ある人が逝ってしまうとやはり残念でならない。

今ちょうどテレビからはホイットニーの追悼番組をケーブルの音楽番組で特集してる。 
彼女の晩年のライブを放送してたが正直酒焼けしてるような声だ。
でもそれでもまた若い時の彼女と違い味がある。
しかも色々と人生を経験しているせいか その少しかすれ気味の声が
曲と相まって説得力があるようにも聞える。
かすれ気味でも伸びのある歌声は健在。

別に彼女を称賛するつもりはない。
ないが、同年代の女性としてタイムリーに活躍してた彼女を見ていた、
聴いていただけに多少なりともショックはある。

人はいい加減なものかもしれない。
生きている間は別になんとも思わない。
でもいざ死んでしまうと急に寂しくなり後悔する。

もっとこうすればよかった、ああすればよかったと。

でもそれでも彼女の曲を聴いてあげればそれでいいのかもしれない。

キュートでチャーミングな彼女の曲を。



Whitney Elizabeth Houston 合掌。

2011年11月13日日曜日

一生に一度の祝い事

今日は甥っ子の七五三のお参りへ。
当初、私は行く予定はなかったのだが、
妹が写真館などで家族写真を頼むと
高くつくのでデジイチ持ってる私に白羽の矢が
立った。と言うか、ある意味いい使いっぱとなったわけだが(笑)

11月も中ごろだと言うのに、この日は小春日和を通り越し
汗ばむ陽気。
鎌倉鶴岡八幡宮はいつもたくさんの人で賑わっているが
この日は鮮やかな羽織袴を身にまとった男の子や
うっすらお化粧して慣れない着物を着た女の子が
嬉しそうな、恥ずかしそうな表情で母親父親に手をひかれながら境内を歩いていた。



本来なら祈祷をしてもらうのだが、しっかりもの?の
妹はちょっと祈祷するだけで結構な額になるから
お賽銭だけでいいのだと(笑)
甥っ子は鳩くじと言う鳩の形をした根付けのおまけのついた
おみくじを引き結果は末吉。
試験は慎重にいかないと失敗するとかなんとか書いてあり
来月空手の型の初試合に挑むのに幸先が(汗)
なにはともあれ
無事に事も運び、夜は母が作ったちらし寿司を食べて
無事に七五三の行事は終了したのであった。